1号認定と2号認定はどっちが得?違いとパート・フルタイム等ケース別に解説

1号認定と2号認定はどっちが得?違いとパート・フルタイム等ケース別に解説

「私の場合、幼稚園の1号認定・2号認定はどっちが得なの?」という疑問にお答えします。パートタイムなのかフルタイムなのか、週に5日働くのか3日なのか、短時間なのか長時間勤務なのか等、ケース別に実例で解説します。

子どもを幼稚園や幼稚園型認定こども園に移行した園に入園させる際や、入園後仕事をする際、「私の場合1号認定と2号認定ってどっちがお得なんだろう?」と気になりますよね。

そこで、私の経験を元に、1号認定と2号認定(および新2号認定)、”これぐらい働くならこっちがおすすめ”という目安を解説します。

なお記事内で統一するため、退勤時間にプラス30分延長保育を利用すると仮定して解説してきます。

それと、当記事では1号認定児と2号認定児が混在する幼稚園型認定こども園でのケースを想定しています。

それではどうぞ♡

私が住む区市町村(東京都のある自治体)の助成等を元にお話していきますので、細かくは違う事もあると思います。最終的には(助成内容や要件等)はご自身の自治体等でご確認下さい。

目次

1号認定・2号認定の違いをおさらい!新設の”新2号認定”も

まずは幼稚園型認定こども園で混在する「1号認定」「2号認定」の違いと、新たに加わった「新2号認定」について違いをおさらいしていきましょう。

既に違いを理解している方は読み飛ばしていただいて大丈夫です◎

表にするとこのような感じです。

スクロールできます
認定の種類預けられる時間延長保育夏休みなど
長期の休暇
保護者補助金
(東京都)
1号認定9時~14時利用する場合
自己負担
ありあり
2号認定(短時)
8時~16時
(標準)
7時~18時

延長保育は
自己負担

通常通り
登園可

なし
新2号認定9時~14時月11,300円まで無償化基本的にありあり
時間等は多少違いがあるかも知れません。

以上のとおりとなります。

保護者補助金とは「保護者負担軽減補助金」です。東京都の場合の参考にして下さい他都道府県で同様の補助金があるかは、全国を網羅できないため調査していません)。

厳密に言うと、「1号認定・2号認定」と「新2号認定」は別の認定になり、1号認定の方が必要に応じて新2号認定を受ける事になります。

というわけで、ざっくり言うと

  • 1号認定は、預けられる時間が短く、夏休みなどがある(東京都は補助金が差し引かれる)
  • 2号認定は、預けられる時間が長く、夏休みなども預けられる。
  • 新2号認定は、基本的に1号認定に沿った形で、更に預かり保育料が月11,300円まで無償化される。

という事になります。

1号認定は14時まで・土日祝休み・夏休み等あり

  • 預けられるのは9:00〜14:00
  • 夏休み・冬休み・春休みがある。
  • 基本的に土日祝日お休み。
  • 入園決定は園。

1号認定で入園をした場合、自治体によりますが保護者補助金や入園準備金などが補助されます。

  • 教材費1,500円
  • 冷暖房費500円
  • 本代500円
  • 施設整備費2,500円

の場合で保護者補助金を1,800円とすると、合計5,000円から保護者補助金1,800円を差し引いた3,200円が実際に負担する金額(口座から引き落とされる金額)です。

※バス利用者はバス管理費などが加算されます。
※延長保育・預かり保育料は別途実費負担になります。

基本的には従来の幼稚園と同じで、土曜日はお休みで夏休み等の休暇があります。

延長保育・休暇中の預かり保育を利用する場合は費用がかかり実費負担となります。

入園の決定は園で行うため、願書提出の際の書類が2号認定より少ないです。

2号認定は16時or18時まで・土曜・夏休み等も登園可

  • 預けられるのは1日8時間or11時間
  • 夏休み・冬休み・春休みも登園可。
  • 土曜日も登園可。
  • 入園決定は自治体。

私の住む東京都では保護者補助金という制度がありますが、2号認定は保護者補助金の対象となりません。(保護者補助金の件を加味して1号認定・2号認定で施設利用料に差を設けている園もあるみたいです。)

保護者の状況に応じ「保育標準時間」「保育短時間」のどちらかに区分され、標準時間は最長11時間・短時間は最長8時間預けることができ、この時間内の保育料は無償です。

  • 教材費1,500円
  • 冷暖房費500円
  • 本代500円
  • 施設整備費2,500円

の場合、合計5,000円が実際に負担する金額(口座から引き落とされる金額)です。

※バス利用者はバス管理費などが加算されます。
※給食費は実費負担になります。

幼稚園・保育園無償化になる前2019年9月までは、(私の住む自治体では)2号認定児の給食代は保育料に含まれていましたが、無償化後は給食費は保護者の実費負担になりました。

子どもの園では土曜日は2号認定児のみ登園ができます。

他にも土日の行事前後の代休や、新入園児の願書受付日・面接日・新入園児1日登園日などで在園時のお休みになる日には、2号認定児のみ登園可となるケースも。

入園の決定は自治体で行うため、希望する園に2号認定で必ず入園できるとは限りません。

新2号認定は1号認定をベースに月11,300円まで延長保育無償

  • 預けられるのは9:00〜14:00
  • 夏休み・冬休み・春休みがある。
  • 基本的に土日祝日お休み。
  • 延長保育・預かり保育が月11,300円まで無償。
  • 入園決定は園

新しくできた「新2号認定」は、1号認定に加え必要に応じて受ける認定です。

新2号認定は2号認定と同様の要件が必要ではありますが、要件さえクリアしていれば2号認定のように人数の制限等で認定が受けられない事はなく、

月11,300円まで延長保育(預かり保育)の無償化となります。

この新しくできた新2号認定は、厳密に言うと1号認定・2号認定とは別の認定です。

★新2号認定について、別記事で詳しく解説します。

以上をふまえ、次章から「私の場合はどっちが得なの?」にお答えしていきます◎

1号認定・2号認定、私の場合はどっちが得でどっちがおすすめ?ケース別解説

それでは

  • 入園後、子どもが慣れた頃(数ヶ月中)に仕事を始める
  • 少ない日数で短時間働く
  • 少ない日数で長時間働く
  • 多い日数で短時間働く
  • 多い日数で長時間働く
  • 夏休み・冬休み・春休みも仕事をする
  • 土曜日も仕事をする

以上のケースでどの認定が得でおすすめかをお話していきますね。

なお自治体や園により違う点があるので、最終的には必ずご自身でお住まいの地域の自治体・通わせる(通わせている)園での確認をお願いします。

入園後、子どもが慣れた頃に仕事を始める

まだ仕事を決めていないけど、入園させて慣れた頃にパートをする予定!どの認定がいい?

仕事を始める時期にもよるけど、1号認定で入園させたほうが楽

ゆくゆく仕事をする場合、求職中の要件で2号認定をもらう事は可能です。

求職中2号認定とは?

ただ、2号認定で入園する場合は入園可否は区市町村判断になるので、園が入園可否を決める1号認定と違い、合否が遅くなる事も。

目安としては、「5月から働く事が決まっている」とか、「5月には何が何でも仕事に出る」という人は、勤務時間や日数によっては求職中から2号認定を受けておいても良いと思います。

でも子どもの状況を見ながら仕事を決めるような場合は、1号認定で入園させて後から2号認定に変更する方が楽かも。

私は割と気軽に求職中2号認定で申請してしまったために後悔したので、注意点や向き不向きを別記事で紹介しています。

少ない日数・短時間

週3日1日4時間のパートで預かり保育を全く利用しないような場合どの認定がいい?

預かり保育を利用しないなら1号認定でOK

子どもが幼稚園に行っている間に仕事に出て、降園までに仕事を終えられるのであれば1号認定のまま仕事をしても問題ないです。

むしろ遅くまで預ける必要がない場合、2号認定を受けてもメリットはほぼありません

私の住む区市町村の場合、1号認定は保護者補助金対象となり若干安く済むので、1号認定(または新2号認定)でパートをしている人が多いです。

1号認定の場合、入園の手続きなどが園とのやりとりのみで済むので楽という点もありますね。

ただし、土曜日出勤が必要・夏休み冬休み春休みも同じペースで出勤するという方は2号認定を受けたほうが良いかも。

まとめ

  • 仕事が決まってないなら1号認定の方が楽。
  • 仕事が決まっている・確実に5月には働くなら2号認定でもOK

少ない日数・長時間

週に3日程度だけど、1日8時間がっつり仕事をしたい。その場合に最適な認定は?

2号認定の方が安く済む可能性大。

東京都は保護者補助金があるので、延長保育料によっては新2号の方がお得かも。

週に3日、朝の9:30から17:30分までの勤務の場合を例にします。

この場合、14:00〜18:00までの延長保育になるので、毎日4時間の延長保育になりますね。

我が家の自治体の2号認定の要件(区市町村により違いがあります)である月12日勤務(月48時間)で延長保育料を計算してみます。

スクロールできます
500円の場合1,000円の場合1,500円の場合2,000円の場合
月にかかる延長保育料6,000円12,000円18,000円24,000円
1号認定の場合の負担額6,000円12,000円18,000円24,000円
新2号認定の場合の負担額600円6,600円12,600円18,600円
2号認定の場合の負担額なしなしなしなし

以上のように、延長保育料の金額によっては1号認定の場合、自己負担が大きいのです。

なので数字的に見ると2号認定が得なのですが、2号認定は必ずしも受けられるとは限らないという注意点があります。

新2号認定だと1日に450円、月11,300円までが無償化となるので、1号認定より自己負担が少なくなり、認定を受けるのも2号より簡単(我が家の自治体では就労証明を提出すれば誰でも受けられる)です。

さらに東京都の場合は1号認定・新2号認定は保護者補助金の対象となり(例:ある自治体では1,800円〜6,600円が収入に応じて施設維持費等から差し引かれる)延長保育料が保護者補助金額を下回る場合は、新2号認定が得です。

東京都以外の自治体に保護者補助金制度があるかどうかは、居住地以外の情報を収集することが難しく不確かな情報を掲載してしまう恐れがあるので、当サイトでは未調査です。

まとめ

  • 2号認定を受けられるなら2号認定が得。
  • 自治体によっては新2号認定で保護者補助金を受けた方が得。

多い日数・短時間

週5日1日4時間のパートで預かり保育を利用する場合は?

新2号認定か、場合によっては2号認定。

9:00に登園させ10:00から14:00まで仕事をし、14:30にお迎えに行くような短時間勤務は、新2号認定がお得になるでしょう。

新2号認定の場合、延長保育・預かり保育の無償化については月額上限と別に、1日あたりの上限を設けている事があります。

ちなみに我が家の自治体の場合、月11,300円・1日450円が延長保育無償化の上限なので、月に同じ時間働くなら、1回で長時間預かり保育を利用するより、短時間を多い日数利用する方が結果的に自己負担額が少なくなります(ただし延長保育料が1日あたりの上限に満たない場合はどちらでも変わりません

月22日勤務して、1日30分預かり保育を利用する場合の試算です。

スクロールできます
250円の場合500円の場合750円の場合1,000円の場合
月にかかる延長保育料5,500円11,000円16,500円22,000円
1号認定の場合の負担額5,500円11,000円16,500円22,000円
新2号認定の場合の負担額なし1,100円6,600円12,100円
2号認定の場合の負担額なしなしなしなし

月25日勤務して、1日30分預かり保育を利用する場合はというと…

スクロールできます
250円の場合500円の場合750円の場合1,000円の場合
月にかかる延長保育料6,250円12,500円18,750円25,000円
1号認定の場合の負担額6,250円12,500円18,750円25,000円
新2号認定の場合の負担額なし1,250円7,500円13,750円
2号認定の場合の負担額なしなしなしなし

以上のとおり、30分の延長保育料が500円の場合は新2号認定でも負担が少ないですが、延長保育料が750円ぐらいになると負担が大きくなるので2号認定を受けたほうが良いですね。

さらに東京都の場合は1号認定・新2号認定は保護者補助金の対象となり(例:ある自治体では1,800円〜6,600円が収入に応じて施設維持費等から差し引かれる)延長保育料が保護者補助金額を下回る場合は、新2号認定が得です。

東京都以外の自治体に保護者補助金制度があるかどうかは、居住地以外の情報を収集することが難しく不確かな情報を掲載してしまう恐れがあるので、当サイトでは未調査です。

まとめ

  • 短時間の預かり保育を多い日数利用する場合は新2号認定が得。
  • ただし短時間でも預かり保育料が高い園の場合、2号認定が得。

多い日数・長時間(フルタイム)

週5日、1日8時間勤務になりそう。どの認定がいい?

2号認定がおすすめ。

週5日1日8時間勤務などの場合は、2号認定を受けた方が良いです。

2号認定が受けられれば、フルタイムの場合は最長11時間の利用が認定される事になり、その時間の保育料が無償化の対象となります。

ただ2号認定の場合は自治体で選考があるので、優先度が低い場合、希望の園で2号認定として入園できない事もあるのと、入園した時に2号認定時として入園できたとしても、後の選考で2号認定から外されるケースもあります…。

★詳しくは別記事でまとめます

まとめ

  • フルタイム勤務やフルタイムに近い場合は2号認定が得。
  • ただし卒園まで2号認定が受けられるとは限らないので注意。

土曜日や夏休み・冬休み・春休みも仕事をする

土曜日は勤務必須、夏休み等の長期休暇にも仕事をする場合の認定は?

2号認定がベスト、次点で新2号認定がおすすめ。

土曜日に子どもを登園させられるかどうかは園によって違うと思うので、まず土曜日に預けることができるのか園で確認を。

1号認定でも登園させられるのか、2号認定しか登園させられないのか等も合わせて確認をしておくと安心です◎

ちなみに我が子の園では、土曜日保育を利用できるのは2号認定児のみでした。

そのため1号認定や新2号認定でお仕事をされているママは、土曜日出勤が必要ない職場か、旦那さんが土曜日お休みか、実家・義実家に預けられる環境かのいずれかでした。

ただ2号認定は自治体での調整となるので、1度2号認定を受けられたとしても卒園までずっと2号認定を受けられる保証はなく、自分より優先度が高い人が出てきた場合、次の選考で2号認定を貰えないというケースもあります(自治体によるのかな?)

その場合は新2号認定を受けるしかありませんね。

ただその場合、夏休み等長期休暇中の自己負担が大きくなるので、予め「夏休み中はお仕事をお休みする」という条件で採用してもらうママも多くいました。

参考

我が子の園の場合、夏休み期間の預かり保育は6時間1,500円です。

夏休み期間中に20日働いたとすると、1号認定の場合はなんと30,000円の出費になるんです。

新2号認定を受けておくと、私の住む自治体では1日当り450円が無償化対象となるので、同じだけ預けて負担は15,750円。

夏休み以外の仕事の状況にもよりますが、土曜日や長期休暇中の預かり保育の事を考えると、できれば2号認定、最低でも新2号認定を受けておかないとキツそう。

まとめ

  • 土曜日や夏休み等長期休暇中は2号認定しか預けられない園も。
  • 2号認定が難しい場合、最低でも新2号認定を受けておこう。

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